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やみつきトムヤムタンメン

「トム」は「煮る」で「ヤム」は「混ぜる」って意味だと本場タイの屋台のおやじに教わりました。
世界三大スープのひとつと言われるタイの国民的スープ「トムヤム」をベースにした珍來オリジナル「トムヤムタンメン」がこの夏ついにベールを脱ぎます。ちなみにわたくし執筆家の鈴木重美と申します。この度、珍來さんと縁あって一筆したためさせて頂きます。2014年初春、タイのサムイ島を旅行中だった小生はホテルでの食事に飽きタクシーの運転手に「地元で一番人気の屋台に案内してくれ」と頼みました。そこで出会った味の更なる進化系がこの「トムヤムタンメン」なのです。日本でも有名な「トムヤムクン」ですが、その屋台で食べたそれは驚いたことに肝心のエビが入っていなかったのです。「なんでエビが入ってないんだ!」と訴えると店主らしきおやじはかぶりを振りながら「いいから食べてみな」と呟きました。渋々と食べ始めた小生に「シュワ~ キュッ ズドン!」という衝撃が押し寄せました。シュワ~っと酸っぱい香りが口いっぱいに広がり、次に塩味と絶妙な旨みがキュッと効いていきて、最後に辛さがズドン!私はこの感動の3旋律を忘れる前にと常に新商品のヒントを模索している友人である珍來の社長に国際電話を入れました。「社長!夏のメニューは〝シュワ~ キュッ ズドン!″でいきましょう」一体何の話だか理解できなかったと思います。「ありがとう!出来たらサンプル持ち帰って」と言われ電話を切りました。帰国後、苦労して冷凍保存したスープサンプルを手に成田から珍來へ直行。社長はひと口すするごとに深く頷き、ふと閃いたように厨房へと入って行きました。待つこと1時間、社長は厨房から出てきました。「もう完成したのですか?」そう尋ねると、「いいから食べてみな」とあの時の屋台のおやじと同じセリフを吐いて笑っています。「うまい!」本場タイの屋台で食べた味が日本の国民食「らーめん」と融合した瞬間に立ち会った時、屋台のおやじの言葉を思い出しました。「トムヤムクンのトムは煮る、ヤムは混ぜるだからよく覚えておけ!」「クンはエビだがエビを入れればいいってもんじゃないんだぜ」と。

らーめん屋さんのカレーライス

らーめん屋だからこそ出来る美味しさの秘密・・・
日本人にとって「らーめん」と共に国民食として絶対的人気を誇る「カレーライス」。どちらがキングでどちらがクイーンかはさておき、常に人気を二分する人気食です。例えるなら、王と長嶋、セナとプロスト、メッシとロナウド、いや 田中順也と工藤壮人(珍來は柏レイソルを応援しています)かもしれません。もちろん創業以来86年、珍來はらーめんこそがナンバー1だと強く信じ「美味しさに、まじめに」のキャッチコピーどおり美味しいらーめんを真摯に作り続けてきました。ところが事件が起きました。前段の「トムヤム」を持ち帰った同日、発売前の柏レイソルコラボ商品第3弾「柏勝つ!レイソルカレーメン」(3月~5月期間限定、柏日立台店のみJリーグ開催中継続)を試食させてもらいました。美味しかったのはもちろんですが、ふと思った言葉が口からこぼれました。「この味をベースにカレーライスを作ったら面白そうですね」。「鈴木さん、さすが~!」と社長は笑って再び厨房へと消えて行きました。今度は待つこと僅か5分。小生の前に登場したその「カレーライス」はあまりに美味しく既に満腹だったにも関わらず「カレーは飲み物」といわんばかりの勢いで一気に完食。「さすがなのはアンタだよ!」と心の中で呟きました。美味しさの秘密を尋ねると社長は惜しげもなく応えてくれました。スパイスにこだわっているのはもちろん、「豚ガラ、鶏がら、野菜」をふんだんに使用したスープで希釈していること。みそらーめん等のトッピングとして使用している「肉みそ」が入っていること。そして一番驚いたのが「餃子の具」が入っていることでした。だからあんなに複雑な味わいだったのか!」そんなこんなで小生の強いすすめもあって珍來が踏み出した「カレー道」への第一歩。らーめん屋ならではのオリジナリティを追求した「らーめん屋さんのカレーライス」。未体験のこの味を是非ともみなさんの五感で感じて頂きたいのです。レンゲでがっつり掻き込んで下さい!

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